今週、なんばキャンパスでは卒業式を実施しました。

お天気にも恵まれ、みんな晴れやかな顔でキャンパスに来てくれました。

私たちのキャンパスは大きなホールもなければ、来賓も来ません。

ですが、私たちの良さであると考えているアットホームで、肩に力を入れない

穏やかで少し脱力系な雰囲気でゆったりと卒業生の門出をお祝いしました。

今回の卒業式で生徒たちに大人の先生、保護者から伝えたいキーワードに

【 選択 】

というものが上がりました。

私たちはつねに選択しています。

何を食べるか、だれと会うか、どんな仕事をするか、どこの学校に行くか

いつねるかいつ起きるか、買うか買わないか、やるかやめるか

小さな選択から大きな選択まで幅広く、いつもいつも選択することばかりです。

通信制にはいろいろな生徒がいます。

日本ではいまだ全日制の高校が主流な中、生徒たちは通信制に通うという選択をして、ここに来ています。

高校生という年齢の彼らにとって、それは勇気がいる選択だと私は思います。

前にならえという文化が強い日本では特にそうではないでしょうか。

本人だけでなく、保護者の方にとっても少し葛藤があったのではないかと思います。

しかし、自信を持って言えることは、私たちが今年度送りだした生徒たちは

みんな素晴らしい生徒ばかりだということです。

自分の得意不得意に向きあい、優先順位を自ら考え、アルバイトや趣味をとおして様々なことを学びました。

みんな自分の将来を考えることにたくさんの時間を費やしました。

決まるのが早かった子もゆっくりだった子もみんな自分なりの結論を出しました。

勉強も就職も、彼らの年齢で遅くなることはないのです。

就職してみて勉強したくなったら勉強すればいいし、勉強してみて違ったらよく考えてからやめてもいいのです。

大切なのは自分がどうしたいのか考えること、そして

教えられることを学ぶだけでなく、自分で考え、成功も失敗も自分の責任で経験し、そこでまたへこたれずに起き上がることです。

たしかに、勉強に充てる時間は少ない学校であるのは事実ですが、

その分、物事に追われ、急き立てられて物事を決めることがないのが私たちの強みです。

私たちが送り出した卒業生は、みんな誠実で、自分で考え行動する力を養った子たちばかりです。

みんなの幸せを心から願っています。