卒業生代表の言葉
2023/03/26 日曜日
【卒業生 答辞】
肌身を震わす日々は過ぎ、暖かな風が運ばれる季節となりました。
鹿島学園に入学してから四度目の春を迎え、
新たな旅立ちとなる今日この日、私たちは卒業します。
一昨々年のこの頃、コロナウイルスの影響により入学式を行えませんでした。
その事を思うと、今日という日に私達のために卒業式を挙行して頂いたことを
心より嬉しく思います。誠にありがとうございます。
ご多忙の中、私達のためにご臨席くださいました保護者の皆様方、先生方、
ご来賓の皆様に卒業生を代表し、心より感謝申し上げます。
春とはいえ、まだ少しだけ冷たい風に吹かれると、ふと鹿島学園に入学した頃のことを思い出します。
新たな学校生活を前に、コロナウイルス拡大の報道、予定されていた行事の中止など
高校生活を無事に過ごせるのかという不安は強まっていきました。
そんな中でも先生方は様々な行事の開催、各生徒へのサポートなど、
私たちの学園生活をより良いものにしようと力を入れてくださった事、本当にありがとうございました。
3年生になり、これからの進路の選択に漠然としたイメージすらなく、どうしたらいいのかと戸惑っている私に
先生方や家族、友人は親身になって相談にのって下さり、そのお陰で私は自身が進みたい方向を見つける事ができました。
私はこの学校で過ごし、学んだことを活かして、寄り添ってくださった皆様に恥じないようにこれからの日々を大切に過ごし、
精進していきます。
最後になりましたが、鹿島学園高等学校がこれからも素晴らしい歴史を刻んでいかれることをお祈りして、
答辞の言葉とさせていただきます。
皆様、今日まで本当にありがとうございました。
令和5年3月25日
卒業生代表 S