今回は京都駅前キャンパスで大切にしていることの一つをお伝えしたいと思います。
それは「正しさ」を前に出さないということです。
もっというと、自分の「正しさ」を見つける場所であるということです。
例えば、進学校であれば与えられたモノを与えられたとおりにこなすこと、そして良い学業成績をとることを「正しい」とされていることがあります。逆に言えばそうではない子を「正しくない」とレッテルが貼られることがあります。
学校に毎日通うことが「正しく」、出来ない子が「正しくない」その前提は持つことはないし、出来ません。
しかし、「正しさ」が前にないということは、ある子にとっては方向性を見失い、生きづらさを感じます。
それは、自分が受動的に従うものがないからです。
少し前までは、「良い大学」に入り「良い就職先」を得ることが安定した生活を手に入れる絶対的な「正しい」道でした。しかしながら、それが必ずしも幸せな人生であるということには、信頼が揺らいできているのも事実です。
先行きが不安な社会で、ほかの誰かが決めた「正しさ」に乗っかるだけで自分の「正しさ」に結びつかなくなってきています。
厳しい言い方をすると、自己責任をもって自分の「正しい」道を歩んでいかなければなりません。
だからこそ、ここでは自分なりの「正しい」道を一緒に考えることを大切にしています。
こちらから「正しい」道はお教えしません。サポートをしつつ、共に考えていきます。
その結果、自分自身で大学への進学が「正しい」と思えば、受験勉強のサポートをしますし、就職がしたいといえば就職支援をさせていただきます。
京都駅前キャンパスでは「正しい」子を育てる場所ではありません。
「正しさ」を一緒に考え、サポートしていく場所です。
どこか自分の将来や生き方について、「このままで良いのか」「本当に正しい道であるか」違和感を持ったことはありませんか。
京都駅前キャンパスで一緒に考えていきませんか。
大久保